生理的なもの忘れとは?
生理的なもの忘れには以下の様な特徴があります。
- 明らかな進行性の悪化がみられない。
- 自分が体験した出来事に関する一部を思い出すことが出来ないが、体験したことそのもの全体が記憶から抜け落ちることはない(例:孫の結婚式で会ったメンバーの何人かを思い出せないが、結婚式に出席したことは覚えている)。
- とっさに思い出すことが出来ないが、しばらく経ってから後で思い出すことが出来る。
- 物忘れがあることを自分自身で自覚している。
- 社会生活に支障がない。
これらの特徴が多くあてはまる場合は、それは認知症ではなく、生理的な物忘れである可能性が高いので、あまり心配はないでしょう。